アルギニンとはどの様な成分なのか?
目次
アルギニンは精力増強効果として重要な役割を担う成分である為、精力剤に何らかの形で配合されている事の多い成分です。
また、精力剤でよく見かける成分「シトルリン」とも大きな関係性のあるアルギニンとは一体どの様な成分なのでしょうか?
若い頃は体内で生産できる成分ですが、年を取るにつれて体内で生産量が減少していく為、主に「食物・サプリメント」から摂取するアミノ酸の一種です。
アルギニンは健康や成長をサポートしてくれる、人間にとって様々な役割を担ってくれる成分です。
エナジードリンクのレッドブルにもアルギニンが含まれています。
アルギニンは人の体を形成するのにとても重要な成分ですが、精力増強効果とどの様な関係があるのでしょうか?
アルギニンと精力増強効果の関係
アルギニンと精力増強効果がどの様に関係しているのかを見て行くと、以下の役割が精力増強効果をサポートしてくれているのかと思います。
アルギニンは、成長ホルモンの分泌を活性化させる役割があります。
成長ホルモンは、代謝を促す役割を担っている為「健康の現状維持」や「アンチエイジング」と言った体をメンテナンスする役割があります。
その為、成長ホルモンが低下してしまうと「精力・性欲の低下」「疲労蓄積」「やる気の低下」「メンタル面の低下」「筋力の低下」等の健康不良になってしまう恐れがあります。
※ファイザー・ホールディングズ合同会社「成人の成長ホルモン分泌不全症」から一部情報を抜粋
運動や喫煙、たんぱく質を多く摂取した食事を続けると、体内にはアンモニアと言う疲労を蓄積させる物質が溜まってきます。
その為、有毒な物質であるアンモニアは、体外へ出さなければいけません。そこでアンモニアを排出する為には放尿する事が必要となります。
ただ、アンモニアをそのまま体外へ排出してしまうと有毒な為、アルギニンがアンモニアを無害にして、毒素の無い尿に変えてくれます。
また、運動の90分前にアルギニンを静脈中に投与して、血液中のアンモニア濃度を測定したところ、運動を実施することによって上昇するアンモニア濃度を抑えられたことが報告もあったようです。
この様に、アルギニンには精力や性欲や勃起力を衰えさせる原因の「疲労」に繋がるアンモニアを排出してくれる役割があるのです。
※AJINOMOTOから情報を抜粋
アルギニンは、人間の体内にある血管を拡張してくれる「一酸化窒素(NO)の生産」や血管を硬くさせて血流を鈍化させてしまう「動脈硬化を防止してくれる」役割があります。
血管を拡張してくれる事で、体内の血管に血液がスムーズに流入しやすくなり、体内を健康な状態にしてくれます。
また、ペニスに多量の血液が流入してくる事で勃起する事が出来ますが、「勃起力が弱い」「勃起が困難」な方は、この血流が鈍化しているのが原因の1つになります。
その為、アルギニンはペニスの血流をスムーズにしてくれる事から勃起力を高めてくれる役割も担ってくれます。
一酸化窒素(NO)の生産や動脈硬化の防止は、名古屋大学医学部講師、医学博士の林登志雄さんが発表した「動脈硬化症とアルギニン、シトルリン」にも掲載しております。
アルギニンとシトルリンの関係性とは?
※上図は「動脈硬化症とアルギニン、シトルリン」から抜粋
アルギニンは、一酸化窒素の生産を行う「NOサイクル」に重要な成分となります。
一酸化窒素(NO)の生産と言えば「シトルリンも同じ効果がある」と精力剤に詳しい方は気が付いたかと思います。
シトルリンとアルギニンは一酸化窒素(NO)の生産に大きな関係があります。
NOサイクルを見るとアルギニンからシトルリンに変わる途中に一酸化窒素(NO)が生産されるのが分かります。シトルリンとアルギニンは体内で常に変換されています。
ただ、NOサイクルを見ると、アルギニンからシトルリンになる途中に一酸化窒素が生産されるのであれば「アルギニンだけ取っていれば良いのではないか?」と思う方も多くいるかと思います。
アルギニンは摂取しても全て体内に残らない
アルギニンは吸収力がシトルリンに比べて低く、体内に摂取した際に100%体内へ吸収されません・・・
一方シトルリンは、摂取してシトルリンからアルギニンに変更した際に、アルギニンを直接摂取したよりも30%~40%も濃度が高い状態のアルギニンに変換されます。
その為、シトルリンを摂取した方がより濃厚なアルギニンを体内で生産できるのです。
一番のおすすめはアルギニン・シトルリン両方を摂取出来る精力剤
アルギニンとシトルリンは結果としては両方摂取するのが一番良いです。
体内で「NOサイクル」と言うアルギニンとシトルリンが行き渡る経路が出来ている為、両成分を摂取する事でお互いの成分を高める相乗効果が大いに期待出来ます。
ただ、シトルリン・アルギニンどちらか一方の成分しか配合されていない精力剤であっても、精力増強効果として致命的になると言った事は無いかと思います
シトルリン・アルギニンの代わりになる成分が配合されていれば問題無いかと思います。
アルギニン1日辺りの摂取量とおすすめの食べ物とは?
アルギニンの摂取量は1日辺り2,000mg~4,000mgの摂取量が必要と言われています。
摂取量は体系や生活環境により個人差がありますが、2,000mgを下回らずに摂取して行く事が重要であり、精力が落ちている方は、4,000mg近く摂取する事が重要になってくるのかと思います。
また、アルギニンは普段の食生活でも摂取しやすい成分の為、バランスよく食事を取りながら1日辺りの目標摂取量を取って頂ければと思います。
下記に普段の食生活に置き換えてみると分りやいアルギニンを約1,000mg摂取する場合の食事量のデータを見つけましたので掲載したいと思います。
食事によるアルギニン1,000mgの摂取量
オートミール | 1と3/5カップ |
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玄米 | 男茶碗1杯 |
鶏肉(ひき肉) | だんご5個 |
ぶた肉(ロース) | 薄切り4枚 |
牛肉(ひき肉) | ハンバーグ1個分 |
エビ(芝えび) | 6尾 |
まぐろ(きはだ) | 刺身7切れ |
鶏卵 | 2.3個分 |
大豆(乾) | 大さじ3杯 |
プロセスチーズ | スライスチーズ6枚 |
ブロッコリー | 1株 |
ほしのり | 16枚 |
落花生 | 17個 |
ごま | 大さじ5杯 |
アーモンド | 5粒 |
カステラ | 7切れ |
※E健康ショップ栄養素~アルギニン~から情報を抜粋
食事だけの摂取では目標摂取量を毎日取る事は困難である方もいるかと思います。そんな時は、精力剤で補っていく事もおすすめです。
アルギニンによる副作用とは?
アルギニンの副作用については、各精力剤で指定されている容量分を飲むのであれば、副作用にあう可能性は低いです。
ただ、お腹が弱い方や胃が弱い方は下痢や腹痛、胃痛になりやすい可能性があるかもしれない為、注意した方が良いです。
また、肝臓や腎臓に病気を持っている方は、掛かり付けの病院の医師にアルギニン配合の精力剤を摂取しても良いかどうかを聞いてから飲む事を必須にしてください。
後は、精力剤でアルギニンを摂取すると言う事は、食事でアルギニンを摂取するのと同じ事です。
食べ物の中にも、相性が合わずに何かしらの副作用を起こしてしまう方もいるかと思います。
その為、万が一副作用を起こしてしまった場合は、病院で診察して頂く事を必須にしてください。
また、過剰摂取に関しても副作用を起こす大きな原因となりますので、精力剤を飲む際には決められた用量を守ってください。
アルギニン配合の最もおすすめ出来る精力剤
アルギニンが配合しているおすすめの精力剤を紹介したいと思います。
アルギニンがしっかり配合された精力剤を選ぶ為には、精力剤の信頼性の高さが重要になります。
その為、「販売会社の背景が明確的である精力剤」「製造工場が信頼出来るGMP認定工場で製造した精力剤」を基準にしています。
また、アルギニンの含有量が多く、シトルリンも一緒に配合された精力剤を紹介して行きたいと思います。
低価格でアルギニン配合のおすすめ精力剤
「アルギニンを使用した精力剤」の中でも低下価格の商品を紹介したいと思います。
安い精力剤であっても「販売会社の背景が明確的」「製造工場が信頼出来る機関である事」「アルギニンの含有量が豊富である事」は、選定する上で必須条件としています。